ナポリの指揮官ルチアーノ・スパレッティが、21日のカリアリ戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで試合を振り返った。
スパレッティ率いる3位ナポリは21日、セリエA第26節において、残留争い中のカリアリと敵地で対戦。前半をスコアレスのまま折り返すと、58分にガストン・ペレイロにゴールを許し、先制点を奪われた。試合終了間際に途中出場のヴィクター・オシムヘンのヘッドで1-1の同点に追いつき、辛くも1ポイントを手にしたが、格下のチームに幾度となく、攻め込まれたナポリ。今節でサッスオーロに負けた2位インテルと54ポイントで並んだ一方、2ポイント差で首位に立つミランとの差を縮めることはできなかった。ナポリ指揮官は試合終了後、自身の見解を示した。
「我々にとって複雑な試合になってしまった。もしかしたらカリアリは、引き分け以上の結果がふさわしかったかもしれないし、ナポリは、引き分けにも値しなかったかもしれない。試合を通して主導権を握ることができなかった。我々としては、この最終結果に満足するべきだろう。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの試合の後では、どのチームにも起こり得ることだ」
「最高の選手たちではあるが、もっと努力が必要であることは認めざるを得ない。インテルやミランとの差を詰めるチャンスを逃した? その通りだ。だが試合の主導権を握ることができないこともある。直近のリーグ戦は、残留争い中のチームとの対戦だったため、複雑になってしまった。これらのチームは、冬の移籍市場でチームを強化しているため、試合が難しくなる。適応力が求められるところだが、我々の努力が足りなかった」
