Luciano Spalletti Udinese Napoli Serie AGetty

ナポリ指揮官ルチアーノ・スパレッティ、10人での敗戦に落胆「エピソードが決定的になった」

ナポリの指揮官ルチアーノ・スパレッティが30日のヨーロッパリーグ(EL)スパルタク・モスクワ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで敗戦の弁を述べた。

セリエAで単独首位を走るナポリは30日、ELグループC第2節でスパルタク・モスクワとホームのスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで対戦。試合開始直後にMFエリフ・エルマスのゴールで先制に成功し、試合を優位に進めるかに見えた。

しかし、30分にDFマリオ・ルイが一発退場。後半だけで3点を献上し、後半アディショナルタイムにFWヴィクター・オシムヘンが1点を返したものの2-3と敗れた。指揮官のスパレッティは以下のように試合を振り返った。

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「後半のように下がってしまうと相手のサイドの選手へ対応するのが難しくなってしまう。その後、変更を加えたことで少し楽になり、(82分に)相手も10人になった時に盛り返すことができると思った。しかし、チームは混乱してしまった。まるで同点に追いつくことが不可能であるかのようにね。もう少しボール回しをしていれば、何かできたのではないだろうか。そして、その混乱の中で3点目を奪われてしまった。今夜は試合のほとんどを10人でプレーしたが、同人数になった終盤にもっと多くを期待していた」

一方で、指揮官は選手たちのプレーぶりを決して非難はしていない。

「勝利が当たり前になっていたので、選手たちは肩を落としてロッカールームに戻ってきた。しかしパフォーマンス自体は悪くなかった。2点目を決めることもできたかもしれないが10人でよくやったと思う。1試合くらい負けることはあるし、改善していかなければならない。今日の試合ではエピソードが決定的になった。選手たちは頑張っていてカウンターも上手くやっていたが、相手は手慣れていた。我々がカウンターを仕掛けるたびにファウルで止めていたからね。マリオ・ルイのファウルは退場に値したかもしれないが、(コスタス)マノラスに対するファウルも退場に値するように見えた」

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