Luis EnriqueGetty Images

ドイツ戦に臨むスペイン、L・エンリケ「彼らは私たちに最も似たチーム」「W杯で重要なのは安定性ではなくカギを握る瞬間のプレーだ」

27日にカタール・ワールドカップのグループE第2節ドイツ戦に臨むスペイン。前日会見に出席したルイス・エンリケ監督は、日本に敗れて窮地に陥る優勝候補の一角に対して、警戒感を表している。

「私たちにとっては大きな試練だ。これだけ大きな大会で、難しい状況に陥った強豪チームと対戦するのだからね。これまでと異なるプレーを見せないことを示したい。つまり私たちは、試合を通して主導権を握り続けることを目指すんだ。もしそうできるならばファンタスティックで、相手は思うようにプレーできなくなる」

「ドイツはいつも攻撃を念頭に置いているチームだ。一戦目の結果によって変化する可能性もあるが、しかし彼らは常にボールを保持してきた。今大会で、スペインに最も似たチームと言えるだろう。私たちにとって美しい挑戦だよ。オープンな試合展開になるだろうね」

現在グループEでは、コスタリカに7-0で対象したスペインが首位に立ち、ドイツに2-1で勝った日本が勝ち点3で並んでいる。

「敗戦したドイツと対戦するのが良いか悪いか? それは決して分からない。明日、私たちは試合前に日本の結果を知ることになる。しかし、重要なのは自分たちでどうにかできる試合であり、ここでグループ突破を決められたらいいと思う」

ルイス・エンリケ監督はまた、ワールドカップのような短期決戦の大会においては、プレーの安定性よりも、然るべき瞬間が然るべきプレーを見せることの方が重要との見解を述べた。

「この大会では安定性が報われるわけではない。報われるのはカギを握る瞬間に良いかどうかなんだ」

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