Luis Enrique SpainGetty Images

EUROドロー発進のスペイン、決定機逸のモラタにブーイングも…L・エンリケは「喝采した人たちもいた」

スペイン代表は14日にEURO2020グループE第1節スウェーデン戦に臨み、0-0で引き分けた。ルイス・エンリケ監督は、一部観客からブーイングを受けたFWアルバロ・モラタを擁護している。

この試合、ボールを保持して攻め込んだスペインだったが、迎える決定機を決め切ることができず。特に前半にモラタが手にしたチャンスはゴールに直結すべきものだったが、シュートは枠の右に外れてしまった。

モラタに対してカルトゥハに集まった観客の一部は指笛を吹いていたが、L・エンリケ監督は称賛の拍手もあったことを強調している。スペイン『テレ・シンコ』とのフラッシュインタビューで次のようにk立っている。

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「私は彼が喝采を浴びている場面も見た。そう、称賛も受けていたんだ。私はその喝采に注目する。私は選手たちのポテンシャルを引き出さなくてはならず、モラタは攻撃と守備の両面で良いプレーを見せてくれる。確かに決定力を欠いてしまったが、しかしそうしたことに耐える意思の強さだって有している。私は彼を称賛した人々を心に残している」

スペイン代表は大会前から不安視されていた決定力不足をやはり解消できなかった。

「ゴールが決まらない場合に心配があるかどうかは、いつも話されていることだね。私たちは多くのチャンスをつくり出していた。そうするためには、多くの良いプレーが必要なんだよ」

「私たちは守備に専念するチームを相手に優位に立っていた。相手はロングボールからわずかなチャンスをつくっただけだ。私たちはチャンスを生み出し、しかしそれを得点に昇華できなかった。この引き分けは選手たちやファンにとって後味が悪いものだ。だが、私たちはトライすることをやめないよ」

その一方で、カルトゥハのピッチコンディションについては苦言を呈している。

「芝生の状態は私たちの助けとならなかった。選手たちはボールをコントロールする上で困難な思いをしていた」

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