29日のEURO2020ラウンド16、スペインはクロアチアとの一戦を延長戦の末に5-3で下した。延長戦前半に勝ち越し弾を決めたFWアルバロ・モラタは、大きな満足感を得ている。
後半に3-1と2点のリードを得ながらも、土壇場で同点に追いつかれて延長戦突入を許したスペイン。しかし延長戦前半にモラタが勝ち越し弾を決め、さらにFWミケル・オジャルサバルが加点してベスト8へと歩を進めている。
モラタのゴールはスペインにとっても、大会を通して批判にさらされてきた本人にとっても大きな価値があるものだった。試合後、スペイン『テレ・シンコ』とのインタビューに応じたユヴェントスFWは、次のような感想を述べている。
「苦しみ抜いた試合だった。難しい一戦になることは分かっていたよ。クロアチアはレベルの高い選手たちを揃えていたからね。重要なのは僕たちがベスト8に進出し、偉大なチームと示したことだ」
決定力不足を指摘され続けてきたモラタは、この試合を前に家族まで脅迫を受けていたことを告白していた。
「ぼろくそに言われたが報われた。僕たちを支えてくれるすべての人に感謝をしている。最近は、あまり良くないことが起こっていたけど、スペインの大多数の人たちが僕たちとともにあることは知っていた」
モラタはこのゴールがEURO通算5得点目。スペインの最多得点記録を保持するフェルナンド・トーレス氏に並んでいる。
「今日のゴールを妻、子供たち、家族、僕を支えてくれるすべての人たちに捧げる。良い出来事が生まれるためには、何度も難しい時期を過ごさなくてはいけないんだ」
