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スイス1-2で敗れたスペイン…指揮官ルイス・エンリケ「W杯に向けて迷いなど一切ないね。私はこのチームのことを絶対的に信頼している」

スペイン代表は24日にUEFAネーションズリーグのリーグA・グループ2第5節、ホームでのスイス戦に臨み、1-2で敗れた。ルイス・エンリケ監督は試合後、気持ちを切り替えて最終節ポルトガル戦を見据えている。スペイン『マルカ』や『アス』がコメントを伝えている。

スペインは前半からボールを保持するもスイスの堅守を前に苦戦し、CKから失点。後半にはDFジョルディ・アルバが同点弾を決めたものの、再びCKから失点してスイスとのホーム戦を史上初めて落とした。同グループのもう一試合では、スペインの最終節の相手であるポルトガルがチェコを下し、勝ち点を10としてスペインを2ポイント上回っている。

ルイス・エンリケ監督は試合後、次のような感想を述べた。

「敗戦すれば、心が痛い。悲しいよ。しかしスイスを称賛すべきだ。彼らは最初から私たちを困難に陥れた」

「前半は、私が代表監督となってから最もひどい内容だった。彼らの2得点目の守備もひどかったね。後半になってプレーは上向いたし、私たちは最後までトライしていた」

「ポルトガルとの試合は(決勝トーナメント進出の)カギを握ることになる。ブラガには、勝ちに行くよ」

L・エンリケ監督はまた、この敗戦がグループリーグでコスタリカ、ドイツ、日本と同居するカタール・ワールドカップに向けて迷いを生むものかを問われ、次のように返答している。

「迷いは何もない。もちろん、ポジティブな風を受けながらカタールにたどり着いた方が良いに決まっている。だが、私はこのチームを絶対的に信頼しているんだ」

「この試合の前半は、確かにかつてないほどプレーがおぼつかなかった。だが今回の相手は素晴らしいチームであり、どうプレーすべきかを理解していた。いつだってうまくいくわけではないし、うまくいかなければこういうことが起こるわけだ」

この試合のスペインのゴールは、1トップを務めたMFマルコ・アセンシオの技術と推進力を備えたドリブル突破をきっかけに生まれた。レアル・マドリードでは出場機会が極端に限られている同選手だが、L・エンリケ監督は信頼を寄せ続けている。

「私たちは9番を見つけたよ。アセンシオという選手のことはいつだって好きなんだ。今日はゴールに直結するドリブルのほか、そのほかでもチームに貢献するプレーを見せてくれた。あのドリブルはワールドクラスのプレーだった。ジョルディ・アルバのゴールと同様にね」

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