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32歳でスペイン代表デビューを果たして、いきなり2得点!ホセル「まだ信じられない。日々の努力がついに報われたんだ」

スペインは25日のEURO2024予選、ホームでのノルウェー戦で3-0の勝利を果たした。代表デビュー戦で2得点を決めたFWホセルは、これが現実であるのか信じられない様子だ。

ホセルはこの試合の81分、FWアルバロ・モラタとの交代によって32歳でフル代表デビューを果たすと、84分にヘディングシュートで初ゴールを記録し、その1分後には相手GKが弾いたボールを押し込み2点目までも決めた。まさに“持っている男”として大活躍を果たしている。

将来を嘱望され続けたホセルはセルタ、レアル・マドリー(Bチーム)、ホッフェンハイム、フランクフルト、ハノーファー、ストーク・シティ、デポルティボ、ニューカッスル、アラベス、エスパニョールと渡り歩いてきた苦労人。アラベスでは11得点、11得点、14得点と1部リーグでの2桁得点を初めて、しかも3シーズン連続で達成し、そして今季加わったエスパニョールではシーズン半ばの段階で12得点を記録。ついにブレイクを果たしてスペイン代表にも選出されると、その好調ぶりを見せつけている。

試合後、スペイン『TVE』とのフラッシュインタビューに応じたホセルは、「信じられない」という言葉を繰り返しながら、何よりも家族の大切さ、有り難さを強調した。

「まだ信じられない。一選手が成し遂げられる最大限のことだし、日々の努力がついに報われた。妻、子供たち、母親に感謝をしたい。本当、信じられないよ」

ホセルはピッチに入る直前、すね当てにキスをしていた。どういった意味があるのだろうか。

「すね当てにはいつもキスをしている。左のすね当てには天国にいる父親が、右足には子供たちや妻ら家族がいるからね。彼らの存在によって僕は努力し続け、今日ここにいられるんだ」

「今日は監督の期待に応えることができたと思う。自分にとって年齢は重要じゃない。僕は自分のことを18歳の若者だと感じている」

「この瞬間を噛み締めたいし、家族のことを抱きしめたいと思う。だって、今日は信じられない日だからね」

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