Luis EnriqueGetty Images

ドイツと引き分けたスペイン、L・エンリケ監督「首位のまま最終節の日本戦を迎える。W杯開幕前からこれで良いとサインをしたかった状況」

27日のワールドカップ・グループE第2節ドイツ戦を1-1の引き分けで終えたスペイン。しかしルイス・エンリケ監督は、首位のまま最終節日本戦に臨めることをポジティブに捉えている。

62分にDFジョルディ・アルバのグラウンダーのクロスからFWアルバロ・モラタが先制点を決めたスペインだが、83分にFWニクラス・フュルクルクの同点弾を許してコスタリカ戦に続く連勝はならず。この結果、グループEの順位と勝ち点は首位スペイン(勝ち点4)、2位日本(勝ち点3)、3位コスタリカ(勝ち点3)、4位ドイツ(勝ち点1)となった。

グループ突破を決められなかったスペイン。しかしL・エンリケ監督は試合後、グループEが“死のグループ”であるとして、首位通過が自分たち次第の状況で最終節を迎えることに前向きなコメントを発した。

「(首位通過が)自分たち次第のまま最終節日本戦を迎え、引き分けという結果でもグループ突破の価値を持つ。どんな“死のグループ”であっても歓迎すべき、W杯開幕前からこれで良いとサインをしたかった状況だ」

「今日の試合では主導権を完全に握ることができなかった。ビルドアップのミスから失点しまったが、しかし競争的かつ野心的なチームを目にできた。失点はミスからしてしまったものだが、フットボールはミスのゲームなんだよ」

グループE最終節日本対スペインは、12月1日に行われる。

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