現地時間18日、イングランド・プレミアリーグは第37節が行われ、南野拓実の所属するサウサンプトンはホームのセント・メリーズ・スタジアムでリーズと対戦した。
前節は2試合連続のスタメン出場でチームの勝利に貢献した南野は、この試合ではベンチスタート。代わりに前節ゴールを挙げたウォルコットとテラが先発に復帰している。
立ち上がりから攻勢に出たのはホームのサウサンプトン。思い切りのいい攻撃から早々にシュートまで持ち込み、リーズゴールを脅かす。17分にはテラのパスに抜け出したウォルコットが飛び出したGKカシージャをかわしてエリア内右から折り返すも、ここは味方に合わずクリアされる。
リーズの反撃は24分、左クロスを頭で折り返し、ゴール前で受けたダラスが胸トラップからボレーで捉える。サウサンプトン守備陣は完全に揺さぶられたが、シュートはゴール右へとわずかに外れる。
互いに決め手を欠き無得点のまま迎えた後半、チェ・アダムスに代えてイングスを投入したサウサンプトンに対し、リーズはジョレンテとフィリップスを下げてベラルディとストライクを投入。
サウサンプトンは47分にウォード=プラウスの直接FKが左のポストを叩くが、リーズにボールを保持され、流れの中ではなかなか決定機を作れない。逆にリーズは50分、エリア内右に抜け出したバンフォードが角度のない位置から狙うも、これはGKマッカーシーがはじき返す。58分にはカウンターからロングパスに抜け出したバンフォードがGKマッカーシーをかわすが、ボールコントロールが長くなりシュートは打てず。
68分にはエリア内右からラフィーニャが折り返したボールをスティーヴンスが頭でクリアし、最後はアリオスキがボレーで押し込むも、GKマッカーシーが正面で抑えた。
守勢の続くサウサンプトンは70分にテラを下げてレドモンドを投入。しかし直後の72分、ロドリゴの浮き球パスに抜け出したバンフォードが、エリア内右でGKマッカーシーにシュートコースを消されながらも巧みに股を抜くフィニッシュでリーズが均衡を破った。
78分にロドリゴを下げてロバーツを投入し交代枠を使い切ったリーズに対し、サウサンプトンも同じタイミングで3枚目のカードを切り、ウォルコットを下げてディアロを投入し南野の欠場が決まった。
85分には抜け出したバンフォードの折り返しをラフィーニャが押し込みネットを揺らすも、オフサイドによりノーゴール。その後もリーズの攻勢が目立ち、2試合連続で3ゴールを挙げるなど好調だったサウサンプトンの攻撃陣は鳴りを潜め、逆にアディショナルタイムにはカウンターからロバーツが追加点を決めて勝負あり。2連勝同士の一戦を制したリーズが3連勝を飾った。
敗れたサウサンプトンは最終節、敵地でウェスト・ハムと対戦する。
■試合結果
サウサンプトン 0-2 リーズ
■得点者
サウサンプトン:なし
リーズ:バンフォード(72分)、ロバーツ(90+5分)
▶2020-21 プレミアリーグ DAZN完全独占!1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【関連記事】




