son-arslan(C)Getty Images

広島MFアルスランが明かすソン・フンミンとの特別な関係「アカデミーでもトップチームでも多くの時間を過ごした」

サンフレッチェ広島のMFトルガイ・アルスランが韓国代表FWソン・フンミンと特別な関係であることを明かす。『ESPN』が伝えている。

アルスランは今夏に広島へと加入。すぐにレギュラーに定着すると、リーグ戦10試合で7ゴールを挙げる活躍を見せている。

そんなアルスランはハンブルガーSVの下部組織出身。ユース時代にはソン・フンミンとともにプレーした経験があり、今年5月にメルボルンで再会。ソン・フンミンはトッテナムのエースとして、アルスランはAリーグ・オールスターズとして戦い、アルスランはこう語る。

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「ソニーがメルボルンに来ると知ってからすぐに、たくさん話した。ここ3、4年は彼に会う機会がなかった。彼は代表の試合があったし、僕はリーグ戦の試合があったからね。近くにいたのに、ヨーロッパで会うことができなかったのは、僕らにとってはおかしなことだった。地球の反対側で会うなんてね。僕らにとって特別な瞬間だった」

また、アルスランは「彼は今まで会った中で最高の男だよ。僕らの時代は、若い子がトップチームでプレーするのは難しかった。ハンブルクには僕とソニーしかいなかったから、アカデミーやAチーム以外でも多くの時間を過ごした。ソニーの家族と一緒にいることもあれば、僕の家にいることもあった。僕らにとっては特別な時間だった。妻は、僕が彼女といるのかソニーといるのかわからないとさえ言っていたよ」と当時の関係について明かす。

さらに、ソン・フンミンが今のようなワールドクラスの選手となったことについては「彼の父親は彼のために多くのことをしてくれた。父親と一緒にいても、ハードワークが彼を別のレベルに引き上げた。だから、もしかしたら、彼はこれまでサッカーをプレーしたアジア人選手の中で最高の選手かもしれない。彼は1年だけの選手ではない。彼は10年間、非常に高いレベルでやっている。才能だけでなく、懸命な努力もある。彼はベストに値するし、僕にとってはベストだ」と説明している。

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