Tierney kubo sociedad(C)Getty Images

「久保建英の鋭さは衝撃」…元アーセナルDFが驚くソシエダの凄さ「バスク出身の監督や選手を見て」

スコットランド代表DFキーラン・ティアニーは、今季からプレーするレアル・ソシエダの印象を語っている。

セルティックの下部組織出身で、17歳でトップチームデビューを飾ったティアニー。公式戦170試合に出場して5度のリーグ優勝を経験した後、2019年にアーセナルへと加入。プレミアリーグの名門でもFAカップ優勝などを達成したが、徐々に出番を減らすと、今季はレンタルの形でソシエダに移籍することに。これまでケガもあったが、公式戦16試合に出場している。

そんな26歳のスコットランド代表DFは、ソシエダの印象について言及。ソシエダは今季、すでに18人の下部組織出身選手がプレーし、そのうち13人は地元ギプスコア県が出身。同地区はクラブを指揮するイマノル・アルグアシル監督をはじめ、ミケル・アルテタ監督(アーセナル)やシャビ・アロンソ監督(レヴァークーゼン)、ウナイ・エメリ監督(アストン・ヴィラ)など現在トップレベルで活躍する監督も多数輩出しているが、ティアニーは驚きを受けたようだ。

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「正直に言って、これはクレイジーだよ。バスク出身の監督や選手たちを見てほしい。文化や育ち方、サッカーに対する考えがそうさせているに違いないよ。セルティックでプレーしていた僕みたいだね。大人になった時にクラブのすべてを知っていて、望む全てになっている。すぐにそれに気づいたよ。彼らはもう何年も一緒にプレーしてきており、監督も何年もここにいる。家族のようなんだ」

なお、今季ソシエダを牽引する久保建英のプレーにも感銘を受けたようだ。ラ・リーガ19試合で6ゴール3アシストを残す日本代表について、「最初の数週間の練習でタケ・クボとマッチアップした。その鋭さに衝撃を受けたよ」と回想。また、「(マルティン)スビメンディ、(ミケル)メリーノ、ブライス(メンデス)といったワールドクラスもいる。これほど多くの選手がアカデミーから輩出されるなんて信じられないよ」と語った。

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