アトレティコ・マドリーは23日のラ・リーガ第30節、敵地カンプ・ノウでのバルセロナ戦を0-1で落とした。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、バルセロナがリーグ戦優勝にふさわしいチームとの見解を示している。
44分にFWフェラン・トーレスのゴールを許したアトレティコ。後半、バルセロナが決定機を決め切れず1点差のまま試合を進めたが、自分たちも迎えるチャンスを物にできなかったことでラ・リーガ前半戦のバルセロナ戦以来、じつに14試合ぶりの敗戦を喫している。
シメオネ監督は試合後、決定力や確信あるプレー、ガツンとしたプレーなどを意味する“コントゥンデンシア“がチームに足りなかったとの見解を述べた。
「私たちには“コントゥンデンシア“が足りなかった。後半にこそ、それが必要だったんだがね。後半は攻守が激しく切り替わったが、私はチームのプレーを好ましく感じていた。選手たちはすべきことを分かっていたんだ。彼らよりも私たちの方が意欲にあふれていたよ」
「それでも、この試合は私たちが負ける方に回った。彼らのことを祝福するよ。彼らはラ・リーガ優勝にふさわしいシーズンを送ったんだ」
「チームをチャンピオンにするのは、“コントゥンデンシア“だ。自分のペナルティーエリア、相手のペナルティーエリアの両方でそれを持つことができれば、チャンピオンになるチャンスを手にできる」
アトレティコはプレー&メンタリティーの両面でチームを支えるMFコケがこの試合を欠場した。
「コケは昨日の練習で筋肉の過負荷を患った。無理をさせれば今季の残りを棒に振る可能性があった。だからヴィツェルを起用したんだが、素晴らしいプレーを見せてくれたね」




