ボルシア・メンヒェングラットバッハが、ホルシュタイン・キールに所属する日本代表FW町野修斗の獲得を急いでいるようだ。ドイツ紙『ビルト』が報じている。
1年で2部降格が決まったキールで、リーグ戦11得点を挙げた町野。日本代表にも復帰を果たした25歳のストライカーには、以前からボルシアMGやマインツ、フライブルク、さらにはプレミアリーグのクラブからの関心が伝えられていた。一方で、ボルシアMGは、日本代表DF板倉滉やU-21ドイツ代表DFルカ・ネッツらを売却しない限り、新戦力の補強には動けないと見られていた。
しかし、ここにきてクラブの補強責任者であるローランド・ヴィルクス取締役の方針に変化があった模様。『ビルト』は、「ボルシアMGは移籍金収入がない状態でも、希望の新ストライカーである町野修斗の獲得に積極的に動いており、すでに義務的なメディカルチェックの日程も調整しているようだ」と報じている。
その背景には、ボルシアMGが獲得を狙っていたとされるヘントのDFジョーダン・トルナリガ(→ハンブルガーSV)やバーゼルのMFレオン・アヴドゥハフ(→ホッフェンハイム)といった選手たちが、他クラブへの移籍を決めたことがある。町野まで取り逃がすのは避けたいという思惑があるようだ。
さらに、先日のFIFAワールドカップ26アジア最終予選・第10節インドネシア代表戦で町野が見せた1ゴール2アシストの活躍に、「他クラブも気付いているだろう」として、競合の動きが本格化することへの懸念も高まっている。
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