ブンデスリーガ2部に降格したホルシュタイン・キールのFW町野修斗は、今夏のブンデスリーガへの移籍を望んでいるようだ。地元紙『キーラー・ナハリヒテン』が伝えた。
現在25歳の日本代表FW町野は昨季、リーグ戦で11ゴールを挙げるなど、持ち前の決定力を発揮。この活躍を受け、ボルシア・メンヒェングラットバッハをはじめとするブンデスリーガの複数クラブ、さらにはプレミアリーグのクラブからも関心を寄せられているという。一方で、クラブのオラフ・レッベSD(スポーツディレクター)は町野の移籍金を1000万ユーロ(約17億2000万円)に設定していると明かしており、移籍報道はいったん沈静化していた。
こうした中、町野本人が自身の去就について言及。軽い筋肉の硬直のため、これまでプレシーズンのテストマッチに出場できていない町野は、「ホルシュタイン・キールには本当に感謝しています」と前置きしつつ、今後も1部でプレーしたい意向を強調した。
「ただ、プロアスリートである以上、常に最高を目指すのは当たり前です。ブンデスリーガに移籍したいというのは秘密ではありません。とはいえ今は、まずコンディションを整えることに集中しています。それからのことは様子を見ましょう」
なお、『キーラー・ナハリヒテン』によると、レッベSDは現時点では要求額の引き下げには応じない姿勢を示しているという。


