ホルシュタイン・キールに所属する日本代表FW町野修斗は、来季も欧州1部リーグでプレーする可能性が高いかもしれない。地元メディア『キーラー・ナハリヒテン』が報じている。
キールは10日に行われたブンデスリーガ第33節で堂安律が所属するフライブルクと対戦。先発出場した町野は、前半24分に見事なラストパスで先制ゴールをアシスト。しかし、前半終了間際と後半13分に失点を許し、1-2で逆転負けを喫した。この結果、昨夏にクラブ史上初となる1部昇格を果たしたキールは、1年での2部降格が決定した。
それでも、今季の活躍によって評価を高め、今夏の移籍が取りざたされている選手もいる。その1人が、ブンデスリーガ初挑戦となった今季に12ゴール3アシストを記録した町野だ。すでにボルシア・メンヒェングラッドバッハからの関心が報じられているが、『キーラー・ナハリヒテン』の今回の報道によると、現在はフライブルクやマインツのターゲットリストにも名を連ねており、さらにプレミアリーグのクラブのスカウトも視察しているという。
同メディアはまた、町野が2027年までの契約を結んでいること、さらに『Transfermarkt.de』での市場価値が350万ユーロ(約5億7000万円)であることを踏まえると、「キールのクラブ史上最高額での移籍となる可能性がある」とも伝えている。2023年夏に湘南ベルマーレからキールに加入した25歳のアタッカーは、今夏にステップアップを果たすことになるのだろうか。

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