ボルシア・メンヒェングラットバッハのオイゲン・ポランスキ監督は、DFBポカール2回戦カールスルーエ戦を振り返り、移籍後初ゴールを決めた町野修斗について語った。
ブンデスリーガでいまだ勝利がなく最下位に沈むボルシアMGは、28日に行われたDFBポカールで2部カールスルーエをホームに迎えた。約1カ月ぶりの先発となった町野は、試合開始3分、FWハリス・タバコヴィッチのクロスにダイレクトで合わせ、待望の初ゴールをマーク。チームは後半にも2点を加え、3-1で勝利した。
ポランスキ監督は試合後の会見で、町野とタバコヴィッチを同時起用した理由について説明。「今日はカールスルーエのシステムに対抗するため、ツートップで臨みたかった」と語り、続けて次のように述べた。
「序盤からうまく機能していたと思う。修斗がゴールを決め、ハリスがサイドに流れてクロスを送る….。2人は非常に良く連係していた。得点やアシストだけでなく、全体的に見ても非常にいいプレーを見せてくれ、守備でもしっかり働いてくれた」
さらに監督は、町野が試合勘を取り戻しつつあることにも触れた。
「彼はケガを抱えた状態でチームに合流し、十分なトレーニングができないまま試合に投入された。その後は代表活動があり、体調不良も抱えて戻ってきたため、リズムをつかみきれていなかった」
「ただ、先週のバイエルン戦前の週は、これまでで最高のトレーニングを見せていた。先発するには少し早かったが、今はコンディションも整い、何より彼が笑顔でハッピーにトレーニングに来るようになったのはうれしいことだ」
なお、ボルシアMGは最近、過去にマインツやシャルケ、RBライプツィヒ、直近ではレッドブル・ザルツブルクで強化責任者を務めたルーヴェン・シュレーダー氏をヘッド・オブ・スポーツに迎えた。ポランスキ監督はその存在も、町野にとって大きいと語った。
「ルーヴェンは多くのアジア人選手と関わってきた経験がある。町野をしっかりサポートしてくれているのは非常に大きく、その成果も今日のプレーに表れていたと思う」




