shimizu hiroshima(C)Getty Images

清水vs広島、全勝同士の一戦はドロー決着…清水が早々に先制も、塩谷司の強烈ボレーで広島が追いつく

明治安田J1リーグは26日に第3節が行われ、清水エスパルスとサンフレッチェ広島が対戦した。

昨季J2リーグを制した清水と、J1優勝争いを演じた広島。今季連勝スタートを切った好調同士の両チームが、IAIスタジアム日本平で激突した。清水では、乾貴士や北川航也らが先発入り。広島では、ジャーメイン良や川辺駿らがスタメンに名を連ねている。

試合は序盤から清水が猛攻を仕掛けると、12分には早くも先制に成功。相手のクリアを拾った乾貴士のシュートはGKに弾かれたが、こぼれ球を拾った松崎快がクロスを送り、相手に当たってゴールに吸い込まれた。良い入りを見せたホームチームがそのままリードを奪う。

その後も清水は、26分に宇野禅斗のドリブル突破、28分にCKから住吉ジェラニレショーンと立て続けにチャンスを作る。一方の広島は、失点後からボールを握って試合を進めていくが、なかなか決定的なシュートまでは持ち込めず。前半は清水が1点リードして折り返す。

追いかける広島は、後半頭から塩谷司を投入。さらに61分には菅大輝と中村草太を投入し、状況の打開を図る。そして65分、CKのこぼれ球を塩谷司がダイレクトボレー。鋭いシュートがネットに突き刺さった。頼れる36歳の一撃で、アウェイチームが試合を振り出しに戻す。

追いついた広島はその後もボールを握り、75分に菅大輝がミドルを放ち、84分にも加藤陸次樹が際どいシュート。88分にも分厚い攻撃からジャーメイン良がボックス内で反転してシュートを放ったが、枠の上へ外れた。一方の清水も79分、ボックス内でこぼれを拾った中原輝が鋭いシュートでゴールを脅かすなど、両チームともに最後まで勝ち越しを目指していく。

しかし、試合はこのまま終了。開幕連勝を達成したチーム同士の一戦は、1-1のドロー決着となった。

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