akiba shimizu(C)Getty Images

監督交代の清水、第8節にして待望の今季リーグ戦初勝利!オ・セフン弾で5試合無失点中の東京Vに逆転勝利

明治安田生命J2リーグは8日に第8節が行われ、清水エスパルスと東京ヴェルディが対戦した。

今季序盤戦は苦しい戦いが続く清水。5分け2敗と未だ勝利のない中、先日にはゼ・リカルド監督との契約を解除。新たに秋葉忠宏コーチを監督に迎え、勝利が欲しい新体制でのリーグ戦初戦を迎えた。対する東京Vは、直近リーグ戦5試合無失点と絶好調。首位の町田ゼルビアを3ポイント差で追う状況で敵地に乗り込んでいる。

開始5分、東京Vはフリーでボックス内に侵入した阪野豊史が際どいシュートを放つが、GK権田修一がファインセーブで凌ぐ。しかし、その直後のCKでスコアが動いた。ショートCKから最後はボック内での混戦で林尚輝が強烈なシュートを叩き込んでいる。好調のアウェイチームがいきなり先手を取った。

早々にビハインドを背負った清水だが、その後は前への圧力を高めてチャンスを作る。18分にもサンタナが決定機を迎えたが、クロスに合わせきれず。35分、乾貴士の縦パスからチャンスを作り、最後はサンタナがフリーでシュート。しかし、ここはDFの体を張ったブロックに阻まれている。それでも前半アディショナルタイム、乾貴士の縦パスから反転した中山克広がボックス右へ落とし、最後は走り込んできた北爪健吾がネットを揺らしている。前半は1-1で折り返した。

後半は一進一退の攻防が続く中、中盤でのデュエルが増えて互いに決定機を作れない時間が続く。両チームとも選手を入れ替えながらチャンスを探っていくが、拮抗した状況のまま試合終盤へ突入する。

すると90分、ついに清水が逆転に成功。CKからオ・セフンがヘッドを叩き込んだ。劇的な逆転弾で、清水が2-1と勝利を飾った。

今季難しい戦いが続いていた清水だったが、秋葉忠宏監督新体制のリーグ戦初陣で今季初勝利を飾っている。一方の東京Vは6試合ぶりの失点、さらに連勝が「4」でストップした。

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