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滋賀県初のJクラブが誕生!レイラック滋賀FC、沼津とのJ3・JFL入れ替え戦を2試合合計スコアで制して昇格達成

J3・JFL入れ替え戦の第2戦が14日に行われ、アスルクラロ沼津とレイラック滋賀FCが対戦した。

今季J3を20位で終えた沼津と、JFLで優勝したHonda FCがJリーグ入会申請を行っていないこともあって2位で入れ替え戦に進出した滋賀。来季J3リーグで戦うための入れ替え戦だが、第1戦はホームの滋賀が3-2で接戦をものにした。そして14日の第2戦は、残留へ勝利が必要な沼津のホームで行われている。

序盤から互いに攻め合う展開となったが、先手を取ったのは滋賀。23分、白石智之が右サイド深い位置まで持ち上がってクロスを上げると、秋山駿が打点の高いヘッドを叩き込んだ。アウェイチームが大きなリードを奪うことに成功する。しかし、沼津もすぐさま反撃。24分、ボックス左での細かいパスワークから、最後はこぼれ球を白輪地敬大が押し込んでいる。追いかけるホームチームがすぐに試合を振り出しに戻した。前半は1-1で折り返す。

後半も白熱の攻防が続く中、2試合合計スコアでビハインドを背負う沼津が勝負に出る。60分、川又堅碁を投入。日本代表経験もある36歳の大ベテランにゴールを託す。82分には最後の交代カードで齋藤学を投入、1点を奪いに行く。しかし83分、交代出場の柳町魁耀が一発退場に。数的不利に陥った。

沼津は数的不利ながら最後まで攻めに出たが、後半アディショナルタイムにはGKジローン・ゲギムも一発退場となって万事休す。滋賀はこれ以上の失点を許さず、試合は1-1のドロー決着となった。この結果、2試合合計スコア4-3で滋賀がJ3昇格を達成。滋賀県初のJクラブが誕生している。一方の沼津は、2017年のJ3参入以来初めてJFLに降格している。

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