セビージャは18日、新監督にキケ・サンチェス・フローレス氏(58)を招聘したことを発表した。
セビージャは16日のラ・リーガ第17節ヘタフェ戦を0-3で落とした直後、同リーグを8試合戦って未勝利だったディエゴ・アロンソ氏の監督解任を決断。ビクトール・オルタSD(スポーツディレクター)は、ホセ・ルイス・メンディリバル氏、ディエゴ・アロンソ氏に続く今季3人目の指揮官としてキケ氏を呼び寄せている。キケ氏との契約期間は2025年6月までの1年半。
キケ氏は選手時代にバレンシア、レアル・マドリー、レアル・サラゴサでプレー。監督としてはアトレティコ・マドリー、バレンシア、ヘタフェ、エスパニョールなどを率い、アトレティコでは第1回ヨーロッパリーグとUEFAスーパーカップ優勝に導いている。最後に率いたチームはヘタフェ(キャリア2回目)で、2021-22シーズン途中でチームを率いて1部残留を達成したが、昨季4月に成績不振で解任されていた。
セビージャはラ・リーガで、降格圏18位セルタと勝ち点13で並びながら17位に位置。果たして同リーグで豊富な経験を有するキケ氏は、泥沼にはまる名門クラブを1部残留に導くことができるのだろうか。
