レアル・マドリーを退団して現在フリーとなっているスペイン代表MFイスコに対し、セビージャとローマが熱視線を送っている。『GOAL』の取材によって明らかになった。
2013-14シーズンにマラガからレアル・マドリーに加入し、9年間で352試合に出場し51ゴール48アシストを記録したイスコ。チャンピオンズリーグでは5度の優勝を経験した。しかし昨シーズン限りで契約満了を迎えて退団、現在フリーとなっている。
そんなイスコは、2022-23シーズンに向けた新天地探しを代理人に託している状況。敏腕代理人ジョルジュ・メンデス氏と協力し、本人が理想とする条件満たせるクラブを5月からリストアップしている。新天地として、イスコはスペイン残留を希望。またより多くのクラブからアプローチを受け入れるため、要求する年俸を低く設定していることもわかっている。
そして、イスコにはセビージャが関心を持っていることもわかった。元スペイン代表の指揮官でレアル・マドリーの監督も務めたフレン・ロペテギ監督は、イスコを高く評価。現在指揮するセビージャに来ることを歓迎している。しかし、セビージャではすでに多くのベテラン選手(パプ・ゴメスやイバン・ラキティッチ)が中盤で活躍している。そのため、さらに30歳の選手を加えることが適切かどうか、上層部内で疑問を抱いている人間もいるようだ。またイスコ側の年俸要求が低いとはいえ、契約にはセビージャ最高給が必要に。そのために財政的な問題も考慮しなければならない。
それでもメンデス氏はセビージャと強い絆で結ばれており、最近の移籍市場で多くの取引を成立させた他、ロペテギ監督とセビージャFWラファ・ミルの代理人でもある。これらの関係性が鍵となる可能性があると指摘されている。しかし、いずれにせよ契約を完了する前に選手売却が必須であることも明らかとなっている。
なおセビージャの他、ローマもイスコに関心。ジョゼ・モウリーニョ監督は加入を歓迎すると予想される。このポルトガル人指揮官もメンデス氏と密接な関係にあるが、イスコ本人は現時点でイタリアを魅力的に感じていない。
イスコは次の移籍先について熟考している最中だが、遅れを取れば新シーズンに向けてコンディション面で出遅れてしまう恐れがある。そのため、こだわり過ぎる余裕がないことを自覚しているようだ。




