トリノのウルバーノ・カイロ会長が12日、レガ・セリエAの会合に出席した際にインタビューへ応じ、ユヴェントスやインテル、ミランの御三家に苦言を呈した。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
現在、20チームによる競技が行われているセリエA。だが先日、イタリアを代表するビッグクラブであるユヴェントス、インテル、ミランの3チームが、イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィーナ会長と面会し、リーグ内のチーム数を削減して18チーム制を導入するよう要請していた。
12日、セリエAの会合において、20チーム制の継続か、18チーム制へ移行かの採決が行われ、16クラブが20チーム制の継続に賛同。反対票を投じたのは、セリエA御三家とローマの4クラブのみとなり、圧倒的多数で現状維持が決定した。
トリノのカイロ会長は会合終了後、ビッグクラブが主導したセリエAの改革案を、欧州スーパーリーグ構想に例えて批判した。
「イングランドやスペインなどのヨーロッパの主要リーグを見ても20チーム制だ。これが機能するフォーマットなんだ。3チームがFIGCと面会したことは、あまりよくみられていない。レガとして団結していくべきなんだ。レガにはイタリアのカルチョを守っていく上で保持すべき権利もある」
「ビッグ3がグラヴィーナと対話したのは、彼がUEFAの副会長でもあるからだと言われているが、誤ったタイミングだった。我々と彼らの間に亀裂はないが、誤った姿勢だったと言える。20チームから構成される連盟なのだから、相互リスペクトがあるべきだ。(インテルのジュゼッペ)マロッタや(ミランのパオロ)スカローニらとは良い関係を築いてきただけに、こんなことを言わなければならないのは残念だ」
「ただ、会合では、誰も声を荒げることなく、穏やかな雰囲気だった。とはいえ、彼らがやろうとしていたことは“小さなスーパーリーグ”だよ(笑)。もう一つの方は、スーパーリーグだったが、今回は小さなスーパーリーグだ」
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