20240311_Daniele_De_Rossi(C)Getty images

ローマはモウリーニョ時代のシステムを「拒絶」? デ・ロッシ監督が布陣変更語る

ローマを率いるダニエレ・デ・ロッシ監督が、ジョゼ・モウリーニョ前監督時代のシステムについて語った。

ローマは10日、セリエA第28節でフィオレンティーナと対戦して2-2でドロー。ローマは3-5-2のフォーメーションで試合に入ったが、18分に失点を喫した後に4-3-3へと変更して巻き返しを図り、敗戦を回避した。

試合後、デ・ロッシ監督は「チームが人のいないところで走っているのを目にする度、私は彼らが長年使用して気持ちよくプレー出来ていたシステムに戻そうと思っていた。5バックでプレーしていた時は得点するのが非常に難しくなっていたことを覚えている」と分析している。

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2023-24シーズン、モウリーニョ前監督下で戦ってきたローマは多くの試合で3バックを採用。苦戦が騒がれる中、2024年1月16日にモウリーニョ前監督からデ・ロッシ監督への指揮官交代に踏み切っていた。

デ・ロッシ監督はさらに、クラブに新たな風が吹き込んでいることを強調した。

「もしかしたら彼らは今、あのシステムを拒絶しているのかもしれない。身体に新しい器官が備わったかのようにね! 同点に追いついたときは勝てると思ったし、2失点目を喫したのは試合の流れに反するものだった。風に吹き飛ばされてしまう可能性もあったね。帆は千切れてしまったが、PKセーブのおかげで生き残ることができた」

デ・ロッシ監督就任以降のセリエA8試合で6勝を収めているローマ。5位に浮上しているが、さらに順位を上げることはできるのだろうか。

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