セリエAおよびセリエBの審判員の指名を担当する元主審のジャンルカ・ロッキ氏が、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組に出演し、ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョなどについて語った。
VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入後も、試合中のベンチからの抗議が問題となっているセリエA。だが、ロッキ氏は、近年、ある程度の改善が見られていることを強調した。
「今後は、ベンチに対してよりふさわしい振る舞いを求めていきたい。今シーズンは、まるでドラマのようだった私の1年目のシーズンよりも良くなっている。ベンチにおける不適切な振る舞いは、ピッチにおける不適切な振る舞いを助長する。緊張感が高まり、ピッチにいる選手たちもベンチが興奮しているのを見て態度を変えてしまう。我々は、こうした悪習と闘っていかなければならない」
ベンチと審判団の衝突で、最も注目を集めたのは、ローマの指揮官モウリーニョだった。ポルトガル人指揮官は、自陣に不利な判定にたびたび抗議したほか、審判と口論になるなどして資格停止処分も受けた。
ロッキ氏は、審判側にモウリーニョに対する偏見や問題などがあるのかどうかを問われると、「当然ない。個人間でも、審判全体としてもない」と否定した。
さらにロッキ氏は、主審とVARのやり取りを公開する意向を示し、「秘密は何もない。どのケースも公開するつもりだ」と述べた。


