アントニオ・コンテがトッテナムと契約解除に至ったことで、イタリア紙『トゥットスポルト』は28日、来シーズンに監督がドミノ倒しに移動する可能性を予測している。
まずイタリア紙は、コンテがトッテナムに別れを告げる決断を下した理由について「“スクデット製造機の男”が故郷に戻ることを望んでいることは、誰もが知っている」と指摘。来シーズンのセリエA帰還を予想した。
また、今シーズンのスクデット争いで独走するナポリのルチアーノ・スパレッティについては、「ディエゴ・マラドーナの時代から遠ざかるスクデットを祝うためのシャンパンをすでに冷やし始めた」と表現。ナポリ会長は指揮官のナポリ残留を望んでいるものの、「これほど並外れたシーズンは、冒険の結末として最高潮であり、この魔法を繰り返すことは不可能」、さらには評価額が1億ユーロ(約142億円)を突破したヴィクター・オシムヘンら主力の流出の懸念もある中、スパレッティがシーズン終了後にナポリを離れる可能性がなきにしもあらずであることを示唆した。
さらに、ラツィオで充実した日々を過ごしているかに見えるマウリツィオ・サッリについても、イグリ・ターレSD(スポーツディレクター)との不穏な関係から、退任の可能性はゼロではないことを指摘。こうしたラツィオなどの後任候補として有力なのが、コンテのほか、三笘薫が所属するブライトンの指揮官ロベルト・デ・ゼルビだ。元サッスオーロ指揮官のプレミアリーグにおける実績は、「セリエAのビッグクラブのファンタジーをくすぐった」とし、「みんながデ・ゼルビを欲しがっている」との見解を示した。
また、ユヴェントスにおいて、マッシミリアーノ・アッレグリが退任を希望した場合、「ユーヴェが若手主体を目指し、持続可能な年俸」を検討していることから、イゴール・トゥドールが適任であると主張している。
一方、「イタリアのビッグクラブの中で最も去就が揺れている」シモーネ・インザーギがインテルで解任された場合、「(ジュゼッペ・マロッタ)CEOの夢は、コンテのほか、再びアッレグリとタッグを組むことだ」と指摘した。また、ローマと契約満了を迎えるジョゼ・モウリーニョや、アトレティコ・マドリーで「もはやサイクルが終焉を迎えた」ディエゴ・シメオネも候補である可能性を示唆した。
