セリエAは23日に最終節が行われ、来季チャンピオンズリーグ出場4チームが決定した。
最終節を前に、優勝したインテルと2位アタランタの来季CL出場が決まっていたセリエA。残り2枠をかけ、3位ミラン(勝ち点76)、4位ナポリ(同76)、5位ユヴェントス(同75)がそれぞれのビッグマッチを迎えた。
ミランは敵地でアタランタと激突。イブラヒモヴィッチ&レビッチと得点源を2人欠く難しい状況の中、40分にテオ・エルナンデスが倒されてPKを獲得。これをケシエが沈めて先制に成功する。
その後は激しい攻防が続くと、後半アディショナルタイムにPKでケシエが2点目。2-0でミランが勝利を挙げた。
4位ナポリは、ヴァローナに1-1のドロー。60分にラフマニが先制点を奪ったが、69分に追いつかれる。最後まで勝ち越しを狙ったが、追加点は奪えなかった。
そして5位ユヴェントスは、冨安健洋が先発したボローニャ相手に4-1と快勝。クリスティアーノ・ロナウドをベンチスタートとした中、6分にキエーザが先制点を奪取。さらに29分にディバラのアシストからモラタが追加点を奪うと、45分にはラビオ、47分にモラタがダメ押しゴール。終盤に1点を返されたが、リードを守り切って危なげなく勝ち点3を挙げた。
この結果、最終節で大きく順位が動くことに。勝利したミランが勝ち点79で2位に浮上。敗れたアタランタは同78のまま、3位に転落した。また快勝のユヴェントスは同78で4位に浮上。最終節でミラン(8季ぶり)、ユヴェントスが来季のCL出場を確定させている。一方で勝利を逃したナポリは5位に転落し、6位ラツィオと共にヨーロッパリーグへ回ることになっている。
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