ローマのジョゼ・モウリーニョ監督は、昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)決勝セビージャ戦を振り返った。
モウリーニョ体制2年目の昨季、ローマは5月31日に行われたEL決勝でセビージャと対戦。34分にパウロ・ディバラが先制点を挙げてリードするが、55分にジャンルカ・マンチーニのオウンゴールで同点となると、試合は延長に入っても決着がつかず、PK戦に突入。最後はローマの2選手が失敗したのに対し、全員が成功したセビージャが7度目の大会制覇を成し遂げていた。
リベンジに燃えるローマは今季もELに出場し、21日にグループリーグ第1節でシェリフと対戦する。会見に出席したモウリーニョ監督は、昨季決勝戦について質問されると、以下のように振り返った。
「昨シーズンとは違うシーズンであり、違うコンペティションだ。ブダペストでの決勝戦は『負けなかった』と最後まで言い続けるつもりだ。その話をされるたびに、『我々は負けていない』と言うつもりだ」“モウリーニョ節”?昨季PK戦で敗れたEL決勝に「『負けなかった』と最後まで言い続ける」
「とはいえ今回はゼロからのスタートで、最初の目標は次の段階への出場権を獲得することだ。昨年はグループリーグの初戦で敗れ、問題を複雑にしてしまった。 だからグループリーグを勝ち抜くことが重要なのは言うまでもない」


