ローマのDFロジェール・イバニェスは、指揮官を務めるジョゼ・モウリーニョ監督が「二面性のある監督」だと表現したようだ。『Rede Atlantida』が伝えた。
モウリーニョ監督と言えば、ポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドの監督を歴任するなど、トッテナムでの失敗を除けば、数多くのトップクラブで輝かしい成績を残してきた。
一方、60歳の指揮官は、その手腕とともに、どんなチームでも「世界と戦う我々」というメンタリティを形成することで知られ、また彼の指揮下にある選手、試合関係者、あるいはライバルのボスに対してであろうと自分の意見を言うことを決して恐れない人物だと伝えられている。
そんな指揮官に2年間ローマで指導を受けてきたイバニェスは、『Rede Atlantida』の取材に対してモウリーニョ監督がどんな人物であるかを言語化した。
「毎日毎日、彼を経験できるのは素晴らしいことだよ。彼は二面性のある監督だと思うね。ある日は一緒に笑って冗談を言い、次の日には話すことさえできなくなるんだ」
また、モウリーニョ監督が将来的にブラジル代表の監督に就任する可能性について聞かれ、「彼はすぐに適応できると思う。でも、将来がどうなるかは本人しかわからない」と答えたイバニェス。モウリーニョ監督の凄みはあれど、選手にとっては難しいところもあるようだ。