ナポリの新指揮官に就任したリュディ・ガルシア監督は、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長に対して今夏の移籍市場においてクラブに3つの要望を出したようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えた。
今季、ナポリを優勝に導いたルチアーノ・スパレッティ監督が、1年間の休養を取ることを宣言して指揮官の座から退任。後任としてマルセイユやリヨンなどを率いたガルシア監督が就任した。
そんなガルシア監督は、会長との会談により今夏の移籍市場に向けて3つの要望を出した模様だ。一つ目は、移籍話が活発化しているビクター・オシムヘンの残留。ナイジェリア代表のストライカーについては、1億5000万~1億6000万ユーロ以下のオファーを承諾する予定はなく、今後数週間のうちに選手側から契約延長を申し出るだろうと伝えている。仮に移籍することになった場合は、リールのカナダ代表FWジョナサン・デイヴィットがターゲットになると伝えた。
また、二つ目にジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアの残留を望む中、三つ目として挙がっているのが韓国代表DFキム・ミンジェの後釜についてだ。報道によると、ナポリはランスのDFケヴィン・ダンソ、シュッツトガルトのDF伊藤洋輝、ボルシア・メンヒェングラッドバッハのDF板倉滉、フェイエノールトのDFダヴィド・ハンツコに注目する中、ガルシア監督はアタランタのDFジョルジョ・スカルヴィーニの獲得を要求しているようだ。
日本人選手たちの名前も上がるキム・ミンジェの後釜問題。ガルシア監督の望み通り、スカルヴィーニ獲得で落ち着くのだろうか。


