ナポリは、今夏の移籍市場で退団が濃厚となっているFWイルビング・ロサーノの後釜として、日本代表MF久保建英を主なターゲットにしているようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えた。
昨季33年ぶりに悲願のセリエA制覇を達成したナポリ。来シーズンへ向けて新たにリュディ・ガルシア監督が就任した中、移籍市場でもチーム強化に動いていることが報じられている。
しかし、これまで主力の1人として活躍していたロサーノはサウジアラビアへの移籍が迫っていると伝えられている。イタリア複数メディアによると、すでに個人条件面では合意に達しており、ナポリは右ウイングの後釜を見つけなければならないと指摘されていた。
そして、その候補の1人として久保が浮上しているようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』は「生粋の左利きである久保は、ガルシア監督の3トップの中で右サイドに位置し、ボックス中央に進入してゴールを狙うことができる」と指摘。昨季レアル・ソシエダで9ゴール7アシストと目覚ましい活躍を見せた日本代表アタッカーは、評価額も2000万ユーロ(約31億円)と難しい金額ではないとし、獲得に動く可能性があると伝えられている。
なおナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、以前に日本人選手の獲得に興味があることを明言している。ロサーノの状況が明らかになるまで不透明ではあるが、セリエA王者が獲得に動く可能性があるのかもしれない。




