ナポリは、マンチェスター・ユナイテッドのスコットランド代表MFスコット・マクトミネイの獲得に向け、移籍金で合意に至ったようだ。『BBC』が伝えている。
現在27歳のマクトミネイは、下部組織時代から過ごすマンチェスター・Uで2017年にトップチームデビュー。以降公式戦255試合に出場し、FAカップやリーグカップ優勝を経験してきた。
『BBC』によると、そんなマクトミネイをクラブ側は昨夏の時点で放出を検討しており、本人がウェストハムのオファーを拒否していた模様。しかしマンチェスター・U側は今夏、パリ・サンジェルマンMFマヌエル・ウガルテ獲得に動くなど中盤の補強を望んでいることもあり、アカデミー出身MFの放出に前向きであるようだ。
そして同メディアは、8月初旬にフラムから届いた2000万ポンド(約38億円)のオファーは拒否したものの、現在ナポリとの交渉が進んでいると伝えている。移籍金約3000万ユーロ(約48億円)でクラブ間合意に達したようだ。一方で選手との個人条件面では合意しておらず、マクトミネイ自身もナポリへの移籍にまだ同意していないとのこと。移籍市場閉幕が迫る中、今後の展開に注目だ。
