PSVに所属するイルビング・ロサノは、ナポリ所属時にジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の下で悪夢の日々を送っていたことを明かした。
現在28歳のロサノは、2019年にPSVからナポリに移籍。当初はカルロ・アンチェロッティ監督の下でプレーしていたが、その年の冬にアンチェロッティ監督が解任となったことで、ガットゥーゾ監督の下でプレーすることになった。
ガットゥーゾ政権は2シーズンほど続いたが、ロサノはこの時がプロキャリアで最も困難な時期を過ごすことになったと主張。『Hugo Sanchez Presenta』でガットゥーゾ監督の下での悪夢の日々を明かしている。
「彼は僕のことを知らなかった。どこでプレーしているのかすら知らなかったんだ。でも彼は僕に何も聞かなかった。サッカー選手であれば、『ここがうまくいっていない』と思う瞬間があるはずだが、彼はなにも触れず、僕を変えることもできなかった」
「僕はいつもベンチにいたが、そのときは『ここに何かがある』と思っていた。酷い時は絶望して妻と泣いたよ。自分が多くの選手よりも優れていることに気づいた時、『なぜ彼らは僕に出場時間を与えてくれないのか?なぜプレーさせてくれないのか?』と何度も自問したよ」
2022-23シーズンにはナポリにセリエAのタイトルをもたらしたロサノだが、現在はPSVに戻り、リーグ制覇とチャンピオンズリーグでの躍進を目指している。


