Fabio-Cannavaro(C)GettyImages

ナポリの次期指揮官候補にカンナヴァーロが浮上。エンポリ戦は会長と一緒に観戦

元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏が、ルディ・ガルシア監督の後任としてセリエAのナポリの監督に就任する可能性があるようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えた。

現在50歳のカンナヴァーロ氏は、ナポリの下部組織で育ち、ナポリでプロキャリアをスタート。その後、パルマやインテル、ユヴェントス、レアル・マドリーなどでプレーし、最後はアル・アハリで現役を引退した。

代表でも主将を務めるなど、選手として多くのタイトルを獲得したカンナヴァーロ氏は、現役引退後は中国やサウジアラビアのクラブチームの監督を歴任。昨シーズンはセリエBのベネヴェントを率いたが、2月に成績不振で解任され、その後はフリーとなっていた。

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そんな中、カンナヴァーロ氏は、ナポリが0-1で敗れたエンポリ戦をアウレリオ・デ・ラウレンティス会長と一緒に観戦していたとのこと。会長は現在の成績に納得しておらず、ガルシア監督の地位が再び脅かされている今、カンナヴァーロ氏が故郷のクラブのヘッドコーチに就任する可能性があると伝えられている。

ナポリは昨年、33年ぶりにセリエAのタイトルを獲得したが、シーズン終了後にルチアーノ・スパレッティ監督が退任。ガルシア監督を招聘して新シーズンを迎えたが、ここまで4位と苦しんでいる。もう一人の候補として元マルセイユ監督のイゴール・トゥドール氏の名前も挙がっているが、もしカンナバーロ氏が就任すれば、輝かしい選手生活をスタートさせたクラブへの感慨深い復帰となりそうだ。

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