Mike-MaignanGetty Images

ウディネーゼ戦で頭部を負傷して病院に運ばれたミランGKメニャン。経過観察後に退院と報道

ミランのマイク・メニャンは、ウディネーゼ戦の試合中に頭部を負傷。すぐに病院に搬送されたが、経過観察後に退院することができたようだ。『BBC』が伝えた。

ミランは11日、セリエA第32節でウディネーゼと対戦した。試合は4-0で勝利したが、問題となたのは52分の場面だ。背後へのボールを処理しようと飛び出したマイク・メニャンが味方のアレックス・ヒメネスと衝突。これにより担架で運ばれ、途中交代を余儀なくされた。

最初は意識を失っているように見えたが、ピッチ上で手当てを受けた後、完全に意識がある状態でストレッチャーで運び出され、そのまま病院へ。『BBC』によれば、メニャンは「予防措置」として病院で経過観察されていたが、土曜日の朝に退院したと伝えた。

ミランのマッテオ・ガッビアは試合後、「幸いにもマイクは大丈夫だ。僕たち全員が医師に彼の状態を尋ね、医師は彼が検査のために病院にいるが、大丈夫だと言って僕たちを安心させた。彼は素晴らしい主将だ」と主張している。

また、メニャンは2024年1月にミランがウディネーゼと対戦した際、ホームファンから人種差別的な暴言を受けることに。審判に暴言を報告した後、10分間ピッチを離れ、セリエAはその後、罰則としてウディネーゼに無観客試合を命じる出来事が起きていた。

そういった状況の中、セルジオ・コンセイソン監督はメニャンがピッチから運び出される際に声援を送ったウディネーゼファンの支援を称賛した。

「感動したよ。選手が地面に倒れ、周りが混乱している中で、ウディネーゼのファンに敬意を表さなければならない」

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