イタリアのレジェンドであるアレッサンドロ・アルトベッリ氏は昨季までインテル(セリエA)に在籍していたロメロ・ルカクについて、サポーター全体を「馬鹿にした」と痛烈に非難している。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
2019年にマンチェスター・ユナイテッドからクラブ最高額でインテルに加入したルカクは、翌シーズンに11年ぶりのセリエA優勝に導く活躍を披露。その後、クラブ最高額で古巣チェルシーに移籍したが、昨夏に期限付きで再びネッラズーリに帰還した。
昨季終了後に期限付き移籍期間が満了したルカクだが、今夏以降の将来は不透明なまま。当初、インテルは同選手の再獲得に向けて動き出していたが、興味を失って撤退したと伝えられていた。
イタリアのレジェンドであるアルトベッリ氏は、「アルナウトビッチがインテルにいたのは13年前。多くの時間が経過しているとはいえ、これは彼がインテルに溶け込むのに役立つかもしれない」とインテルに元ウェストハムのマルコ・アルナウトビッチを獲得するよう勧める一方、今夏にインテルがチェルシーと交渉しようとした際にユベントスと密かに交渉していたルカクに対して批判を展開した。
「ジェコはトルコで好条件のオファーを受けている。ルカクは話題にする価値もないね。目標を達成するには方法や手段があるが、彼はファン全体を馬鹿にしたんだ。イタリアのファン全員をね」
移籍市場が終幕へと向かう中、ルカクはまだ移籍先が決まっていないが、どんな決断をすることになるのだろうか。


