17日のラ・リーガ第5節、セビージャは本拠地サンチェス・ピスフアンでのラス・パルマス戦に1-0で勝利した。この試合では、18年ぶりにクラブに復帰したDFセルヒオ・ラモスが再デビューを果たしている。
今夏にパリ・サンジェルマンを退団したS・ラモスはサウジアラビアなどからの誘いに応じず、「祖父や家族、プエルタに負い目がある」と大幅な減俸を受け入れて古巣セビージャに復帰。そしてラス・パルマス戦でいきなり先発を果たすと、開幕から3連敗だった同チームの今季初勝利に貢献している。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたS・ラモスは、ようやく心残りがなくなったとの感想を述べている。
「両親には言ったんだけど、これで自分が愛する人々を見ながら、安らかに死ぬことができる」
「自分の家、自分のファンと再び出会えるだなんて、本当に唯一無二の瞬間だ。言葉で表現することなんてできない。そして最高の再会方法は、勝利しかなかったんだ」
「僕たちはファンの後押しを生かし切った。チームはよくやったよ。前からプレスを仕掛けて多くのチャンスをつくった。多分26回くらいはあったと思う。もう少し点差を広げることもできたはずだ」
「ラ・リーガでは、どんなチーム相手にも苦戦を強いられる。この調子で進んでいけたらいいね」




