パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するスペイン人DFセルヒオ・ラモスが、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨むスペイン代表のメンバーから外れたことについて、ついに口を開いた。
2006年ドイツ大会からこれまで4度のワールドカップに出場し、2010年南アフリカ大会では優勝も成し遂げたS・ラモス。現在36歳の同選手は、昨季レアル・マドリーから加入したPSGで、負傷の影響もあって本来のプレーを見せられず、結局カタールW杯に臨むスペイン代表からは外れることになった。
11日の代表メンバーの発表から口を閉ざし続けていたS・ラモスだが、14日にSNSを通じてメッセージを発表。自身が変わらず前向きであることを報告しつつ、スペイン代表を応援していく意志を示している。
「昨季は厳しいものだった。負傷があって、新しいクラブと違う町に適応しなくてはいけなかったからね。だから、体と精神をしごいたよ。復活を期すため、日頃の感覚を取り戻すため、自分自身に課す目標と期待に導かれるままに、ね。幸運にも今季は本来の感覚を取り戻し、フットボールを、僕のクラブを、パリのような素晴らしい都市を楽しめるようになった」
「ワールドカップ? もちろん自分にとっては叶えるべき偉大な夢だった。5回目の出場になっていたはずだけど、しかし不運にも家から見届けなくちゃいけない」
「そりゃきついさ。でも太陽は毎日昇るんだ。自分の中の何かが変わることなんてない。メンテリティーも情熱も執念も努力も、フットボールを考えて24時間を費やすことだってね。それが僕の感じていること、君たちと共有したかったことだ」
「みんなの愛情に感謝をするよ。まだ臨むべき挑戦、達成すべき目標はたくさんあるんだ。またすぐに会おうじゃないか」
「代表チームの幸運を願っている。さあ行こう、スペイン! SR4より」
