ユヴェントスに所属するイタリア代表のレオナルド・ボヌッチは、契約が満了となる来夏の現役引退を示唆した。『ESPN』が伝えた。
現在36歳のボヌッチはインテルでプロキャリアをスタート。インテルではなかなか活躍することができなかったが、2009年に加入したバーリで存在感を発揮すると、翌年にユヴェントスへと移籍して一躍名前が知られることに。その年にはイタリア代表でのデビューを飾り、現在までに代表では出場試合数が100試合を超え、ユヴェントスでも公式戦500試合出場を達成している。
そんなボヌッチは今回、「私が来年プレーを終わる時、それは守備の時代、イタリアンスタイルの終焉となるだろう」と語り、来季限りでの現役引退を示唆。加えて、「未来のDFたちが我々4人(GKジャンルイジ・ブッフォン、DFジョルジュ・キエッリーニ、アンドレア・バルザーリ)をアイドルとして見てくれることを願っているよ」と思いを明かした。
またボヌッチは、「リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマール、キリアン・エンバペ、クリスティアーノ・ロナウドと対戦できたのだから、ユヴェントスに感謝しなければならない」とユヴェントスへの感謝の思いを口にした。
「私はこの世のものとは思えないようなスター選手たちと対戦してきたが、自分自身に言い聞かせていたのは『楽しめ、楽しめ』ということだ。ユヴェントスで500試合もプレーできたのは、僕の性格のおかげだね。ユーベは私にとって常にすべてを意味する。僕にとって第二の肌のような存在であるこのシャツを守るために、僕はやってきたんだ。僕にとってこのシャツを着ることは、12年間夢の中で生きてきたようなものだ」
ユヴェントスとの契約は来季まで。ボヌッチのプレーを最後まで楽しみたいところだ。


