サンプドリアのマッシモ・フェレロ会長が19日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、元イタリア代表のアントニオ・カッサーノに関心を示していることを明かした。
カッサーノは今秋、9月からスタートした144時間にわたるスポーツディレクター（SD）のライセンス取得コースを受講。最終試験として「監督との衝突」をテーマに論文を提出し、先日に見事に合格を果たした。カッサーノは今後、SDとしての活動が可能となるが、古巣のサンプドリアが早くも関心を示している。
サンプドリア経営陣による会議に出席したフェレロ会長は、クラブ本部を去る際にインタビューに応じ、ファンタントニオについて言及。今シーズン終了後に面会を検討していることを明かした。
「カッサーノのことは昔から大好きだったし、私は皆さんにもカッサーノへの愛情を示してきたと思う。彼は少々、頭がおかしいところはあるが、カルチョの知識があり、利口な人間だ。ただこのようなことはおしゃべりするものではなく、実行するものであり、今の段階で言及するのはやや時期尚早と言える。それでもアントニオには、『6月に会おう』と伝えた」
なおサンプドリア会長は、この前日の18日にカッサーノと昼食を共にしており、SDとしてクラブに復帰する可能性について話し合ったとみられる。今後の動向は注目されるところだ。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
