現地時間12日、国際親善試合が行われ、スコットランド代表とイングランド代表がハムデン・パークで対戦した。
世界初の国際親善試合と言われる、両チームによる伝統の一戦。親善試合とはいえイングランドの国歌斉唱時に大きなブーイングが飛ぶなど、非常に緊張感のある雰囲気が漂っていた。
立ち上がりから大方の予想通り、イングランドがボールを保持してスコットランドがカウンターを狙う展開。直近のウクライナ代表とのEURO予選ではボールの保持率に対してそれほど多くのチャンスを作れず1-1のドローに終わっているイングランドは、ウクライナ戦でベンチスタートとなっていたラッシュフォードとフォーデンが積極的にボールに絡んでいく。
試合が動いたのは32分、ペナルティーエリア手前でフォーデンからの横パスを受けたベリンガムがゴール前のラッシュフォードに預けると、ダイレクトで右にはたく。これを受けたウォーカーのシュート性のクロスをゴール前に走り込んでいたフォーデンがコースを変えて流し込み、イングランドが先制する。
さらに35分、ペナルティーエリア左でボールをキープしたベリンガムがヒールでスイッチすると、フォーデンのクロスはファーサイドに流れ、ロバートソンが拾う。しかしロバートソンがウォーカーのプレスを受けてゴール前でボールを失い、奪ったベリンガムが難なく押し込んでイングランドが追加点を挙げた。
後半、2点を追うスコットランドは60分にクリスティーとダイクスを投入。イングランドはハーフタイムにグエイを下げてマグワイアを投入した以外に交代はなく、後半もボールを保持してペースを握る。
しかし迎えた67分、マクトミネイからマッギンに縦パスが入り、右サイドを駆け上がっていたロバートソンに展開。ペナルティーエリア右からゴール前に折り返したボールを、カットしようとしたマグワイアに当たってそのままゴールへ。オウンゴールによりスコットランドが1点を返す。
これで会場の雰囲気も豹変し、スコットランドが勢いに乗ってイングランドゴールに迫る。しかし、この時間を耐えしのぐと、サカとエゼを投入したイングランドが反撃。81分、ペナルティーエリア手前でボールをキープしたベリンガムのラストパスをエリア内右で受けたケインがゴール左へと流し込み、イングランドが再びリードを2点に広げた。
スコットランドも終了の笛が鳴るまで諦めずにゴールを目指したものの、ケイン、ベリンガムを下げてカラム・ウィルソン、ギャラガーを投入したイングランドは追加点を許さず。イングランドが3-1で伝統の一戦を制した。
■試合結果
スコットランド 1-3 イングランド
■試合結果
スコットランド:OG(67分)
イングランド:フォーデン(32分)、ベリンガム(35分)、ケイン(81分)
