Shin-YamadaGetty Images

「大当たりの補強になる可能性」 セルティックOBが噂の川崎F山田新に言及…「古橋と似たタイプの選手に見える」

セルティックのレジェンドであるクリス・サットン氏が、古巣への移籍の噂が出ている川崎フロンターレの山田新について言及した。

現在25歳の山田は、2023年に桐蔭横浜大学からアカデミー時代を過ごした川崎Fに加入。今季の明治安田J1リーグでは20試合で2ゴールにとどまっているが、昨季は全試合出場で19ゴールと飛躍を遂げ、ここまで公式戦通算121試合で32ゴールを記録している。

現在、日本代表として東アジアE-1選手権に参戦中の山田は、今夏の移籍市場でセルティックへの移籍の噂が浮上。もし今夏にセルティック行きとなれば、アルビレックス新潟から移籍した稲村隼翔に続く形になる。

サットン氏は『デイリー・レコード』のコラム内で、移籍の噂が加熱している山田について言及。加入してすぐに最前線を務められるとは確信していないことを明かした。

「山田新は長らく待たれていた古橋の後継者になるか?それについても様子を見る必要があるね。150万ポンドということで山田の獲得に大金を必要としないし、彼も大当たりの補強になる可能性がある。数年前に似たような移籍金で到着した時、前田が今のようなスーパースターになるとは誰も予想していなかった」

「ただ、山田と古橋を比較するのは控えたいと思う。古橋はまず、Jリーグでより強力な実績を持っていた。山田は2024年にシーズン20ゴール以上を記録していたが、2025年は2ゴールしか決めていない。同様に2023年も彼のゴール数はそれほど誇れるものではなかった」

「書面上と映像で見る限り、彼は古橋と似たタイプの選手に見える。彼は裏を取るプレーを好み、スペースに忍び込み、最高の働きはペナルティエリア内で発揮される。古橋と同様に、機会を待つ間に試合から消えることもある。彼はセルティックにとって有用な加入となる可能性はあるがね。彼は日本代表1キャップという実績を持っている。1キャップでも獲得することは常にトップ選手の証しだ。ただ、彼がメインストライカーになる準備ができているだろうか?それは議論の余地があるね」

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