セルティックは10日、アーセナルからキーラン・ティアニーを5年契約で獲得したと発表した。
現在28歳のティアニーはセルティックの下部組織出身で、2014年にトップチームでデビューを飾った後、公式戦170試合に出場して8得点を記録した。その後、2019年にセルティックからアーセナルへ移籍。公式戦144試合に出場して6ゴールを記録するに至った。
今年の2月に契約満了まで半年を切ったタイミングで自由交渉が可能な状態となり、古巣セルティックがティアニーと事前契約を締結したことを明かしていたが、今回、改めてセルティックに復帰されることが発表された。
ティアニーはクラブ公式サイトで「僕の野心は、セルティックが可能な限り成功し、トップの座を維持し、トロフィーを獲得し続け、チームのために良い結果を出すことだ」と主張。加えて、「みんなが数ヶ月前から知っていたことで、再びセルティックのユニフォームを着てここにいることは素晴らしい気分だ。故郷を離れると、成長し、様々なことを学ぶ。僕は1年間スペインにいて、異なる言語を学び、異なるリーグでプレーしたので、確実に違う人間になった。選手としては、いつも言っているように同じだ。最善を尽くして働き、クラブのためにベストを尽くす。それが僕にできることのすべてなんだ」と加入への思いを明かしている。
指揮官を務めるブレンダン・ロジャーズ監督はティアニーの復帰を歓迎している。
「彼は非常に才能のある高いクオリティーを持つ選手で、我々のスカッドにとって大きな戦力となるだろう。このようなエリートプレイヤーをクラブに呼び戻すことができて非常に嬉しい。国内とヨーロッパで待ち受ける多くの挑戦に向けて、彼と他のスカッドメンバーと再び一緒に働くことを楽しみにしているよ」


