セルティックの前田大然と旗手怜央が現地メディアから高評価を受けた。
30日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第14節でセルティックは敵地でハイバーニアンと対戦。試合は27分、前田が持ち前のスピードを活かしてプレスをかけたところから連動して奪いに出た旗手がペナルティエリア手前の位置でインターセプトし、ラストパスを前田に供給した。これを前田は左足で無人のゴールへ流し込み、セルティックが先制点を奪った。
セルティックはその1分後にはアルネ・エンゲルスが追加点を奪取。後半に1点差に詰められたが、そのまま逃げ切って2-1の勝利を収めた。前田はフル出場、旗手は77分に途中交代している。
試合後、『67 HailHail』はセルティック勢の評価を実施。旗手はチームトップとなる8点の評価を受け「マーティン・オニール監督のもとでは別人のようなプレーを見せている。先制点には少し運があったが、前田にパスを選ぶ際も利他的であり続けた。旗手は3人組の中盤で攻撃的ミッドフィルダーを務めるべきだ」と絶賛した。また、前田には7点をつけ、「フォワードとしては簡単なゴールだったが、彼にさらなる自信を与えるものとなるだろう。それ以外は静かな出来だった」と評価した。
一方、『グラスゴー・ワールド』は、今季4得点目となるゴールを挙げた前田をチームトップとなる8点と評価。「序盤に中央を突破してネットを揺らしたが、オフサイドの判定。しかし数分後にはゴールを決め、そのスピードは絶え間ない脅威となった。ハイバーニアンが彼に対抗するために少し下がったこともあり、ここでは中央でのプレーが板についているように見えた。本当に良かった」と評価した。
旗手には7点をつけ、「相手のミスから冷静さを保ってアシストを記録し、その後は卓越したパスレンジを見せて試合に入り込んだ。快適な午後だった」と躍動したプレーについてコメントしている。


