Daizen-MaedaGetty Images

セルティックOBが前田大然の移籍の噂について古巣に警告「彼を売ることには何の意味もない」

セルティックOBのクリス・サットン氏が、古巣に対して前田大然を手放せば同じ過ちを二度犯すことになると警告した。

2022年冬にセルティックに加入した前田は、これまで主に左ウイングを主戦場としてきたが、今年冬に古橋亨梧が退団したことに伴い、ストライカー起用が増加。その期待に応え、現在リーグ戦5試合連続でゴールに関与し、公式戦43試合で30ゴールと得点能力を開花させている。

前田は3月のリーグ戦3試合で4ゴールをマークし、得点数を「15」に伸ばしたことで得点ランキングトップに立つと、このパフォーマンスが認められて3月の月間最優秀選手賞にも輝くことになった。

クラブOBのサットン氏は今夏に前田が売却される報道が出ていることに対し、『レコード』の取材で古橋の退団と同様に売却は間違いという姿勢を示しながら自身の見解を明かしている。

「前田が最高の調子に達している今、彼を手放すのは馬鹿げている。セルティックはすでに古橋というトップストライカーを手放した。これは、私の考えではすべての関係者にとって間違いだった。彼らはもう一度それを繰り返す余裕はない」

「セルティックにとってピッチの内外で全てが順調かもしれないが、この夏は非常に重要だ。今シーズンのヨーロッパでの進歩を、数ヶ月後に再び無にする意味はない。それはプレーオフに向けて可能な限り強くなることを意味する。そして、それは前田を残すことを意味する。彼を売ることには何の意味もないんだ」

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