セルティックは、移籍が噂される前田大然と新契約に向けて交渉中のようだ。『BBC』が伝えた。
現在27歳の前田は、今季のスコティッシュ・プレミアシップで躍動。現在、27試合に出場して13得点7アシストを記録し、すべての公式戦を合わせると42試合で28得点を記録する見事なパフォーマンスを披露している。
今季のパフォーマンスにより今夏の移籍市場に向けて多くのクラブから注目される前田だが、セルティックの指揮官であるブレンダン・ロジャース監督は前田との契約延長に向けた交渉が進行中であると明かした。
「間違いなく、その（契約延長）可能性があればそうしたい。（大株主の）ダーモット・デズモンドとクラブ、そして選手と話をした。将来的にそれが実現できることを願っている。彼は今シーズン、本当に素晴らしかった。どのポジションでプレーしても、どのようにプレーしても、驚くべきシーズンだった。もちろん、最高の選手の一人を確保したいと思っている」
また、前田が自身の将来について慎重な姿勢を取っていることを認めている。
「彼は自分が非常に幸せだと言う以外、あまり多くを明かさない。しかし、聞いてほしい。カラム・マグレガーのようにクラブに生涯を捧げる選手がほとんどいないことは理解している。ジェームズ・フォレストのような選手もいる。特に世界の他の地域出身の選手は、変化を望むかもしれない。それはセルティック、クラブ、サポーターとは関係なく、単に人生の問題だ。私にできるのは、彼がここにいる間の彼を判断することだけだ」
「彼はここで素晴らしかった。まだクラブと良好な契約を結んでいる。もちろん、彼がクラブのトップ選手の一人に成長したことから、契約改善について話し合いがある。彼は文字通りすべての報酬に値する。クラブとして、彼にもっと報いるべきだと感じている。だから改善したい。しかし、当然両者の合意が必要だ」