今夏の移籍市場で動向が注目されるセルティックの前田大然と旗手怜央について、現地メディアが現状を検証した。『デイリーレコード』が伝えた。
2022年1月にセルティックへと加入した前田は4年目の今季、リーグ戦33試合で16ゴール10アシストを記録して4連覇の立役者に。リーグ年間MVPやPFA年間最優秀選手賞など、個人3冠を達成した。一方、同じく2022年1月に加入した旗手は今季、リーグ戦37試合に出場して10ゴールを記録するなど、こちらも4連覇に大きく貢献した。
今季の活躍もあり、今夏の移籍市場において二人はステップアップが噂されることに。両者ともに他クラブからの関心が伝えられており、今後の動向が注目されている。
『デイリーレコード』は、現在の両者の状況を説明。前田に関しては「シンプルに言えば、前田は代替不可能だ。サッカー界を見渡しても、彼のようなランニングマシンは他にいない」と称賛しつつ、契約が残っているもののまだどうなるかわからないと主張した。
「前田は自分の将来について曖昧だったが、今週、来シーズンもセルティックのためにさらに良い成績を残したいと主張することでクラブに関わる人たちに希望の光を提供した。5大リーグでプレーする見通しがあるか?それはまだ分からない」
また、旗手については”売却する時期”と指摘している。
「セルティックは適切な時期に売却する技術を習得しており、別れることは両者にとって良いことかもしれない。しかし、旗手の退団は1200万ポンド以上となり懐を暖めるが、中盤に大きな穴を残すことは間違いない」


