日本代表DF板倉滉について、ブンデスリーガ1部へ復帰したシャルケは買取を断念していたようだ。ドイツ『ビルト』や『シュポルト1』が報じている。
板倉は昨夏、マンチェスター・シティからの買い取りオプション付きのレンタルでブンデスリーガ2部に降格したシャルケへ加入。同クラブでは加入直後の第4節から公式戦すべてとなる32試合に出場(4得点)し、今年3月の監督交代まで主にセンターバックとして、以降は主にボランチとしてプレーし、1シーズンでの1部復帰に大きく貢献した。
そんな板倉の契約には、今月31日まで有効な買い取りオプションが付帯していた。必要な金額は500~600万ユーロ(約6億8000万~8億2000万円)とされている。しかし新たな報道によると、度々補強のために新たな債務を負わない方針を強調してきたクラブ幹部は、すでにしばらく前から板倉の獲得を断念していたという。
クラブは今季レンタル加入のDFトーマス・ウーワイアンやMFロドリゴ・ザラザール、FWマーヴィン・ピーリンガーを完全移籍で加えるためにすでに500万ユーロ(約6億8000万円)を支払っている一方で、戦力整理は進まず。DFマリック・ティアヴや今季それぞれレンタルに送り出されたMFラッビ・マトンド、MFアミーヌ・アリ、DFオザン・カバクら一定の移籍金を得られるとされる放出候補の売却が31日までに決まらず、板倉の買い取りを諦めざるを得なかったようだ。
なお『ビルト』曰く、「シャルケの昇格のヒーロー」の板倉にはフライブルクやホッフェンハイム、フランクフルトのブンデスリーガクラブ、イングランドのフラムやボーンマスとプレミアリーグ昇格を決めた2クラブが関心を抱いているようだ。また『シュポルト1』は「シャルケに残る希望だった」板倉には、ドイツとイングランドの複数クラブが打診しており、その中でも最も具体的な興味を示しているのはホッフェンハイムとフランクフルトと伝えている。


