ミランのパオロ・スカローニ会長が、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組「ラ・ポリティカ・ネル・パッローネ」に出演した際、来シーズンに向けたチームについて語った。
ミランは長らく低迷が続いてきたが、2019年秋に指揮官に就任したステファノ・ピオリの下、チームは大きく成長。今年、11年ぶりとなるスクデットの獲得に成功した。だが一方で、クラブ内ではオーナーが交代。ミランの躍進を支えたパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)およびフレデリック・マッサーラSD(スポーツディレクター)らは今月末で契約満了を迎えるが、今後の去就がまだ定まっていない。
そんな中、スカローニ会長がクラブの内情について明かしつつ、2人の続投を示唆した。
「オーナーが交代したことで、さまざまな遅れが発生した。だがすべては穏やかに進んでいる。マルディーニらについてはあまり心配していない。合意に到達できることに疑念の余地はない。これほど重要な2人であるだけに、今後も我々とともに仕事を続けていくはずだ」
■イブラヒモヴィッチの今後の去就は?
またミラン会長は、今シーズンのセリエAで躍動した若手のFWラファエウ・レオンやDFピエール・カルルに言及したほか、ひざの手術を終えてリハビリに励む40歳FWズラタン・イブラヒモヴィッチのチーム残留に期待を寄せた。
「もちろんレオンは貴重な選手だ。だが、代役を務めた選手も素晴らしかった。例えば負傷した(シモン)ケアーに代わってカルルが出場したが、後から振り返れば、新たな才能を発掘できてみんな満足している」
「イブラヒモヴィッチについては、まだピッチに立ってくれることを願っている。彼自身もそうなることを願っているはずだ。彼がリハビリを加速させていることは把握しているが、私が望む通りに進めば、再びプレーできるようになるはずだ。彼は、近年、ミランのスピリットを作り上げていく中で重要な役割を担ってくれた選手だ」
最後にミラン会長は、来シーズンの目標として、チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント進出を掲げた。
「我々の夢は、CLで良いパフォーマンスを見せることだ。昨年はグループステージで敗退してしまったが、今年は少なくともグループステージを突破することを目標にしたい。ミランを再び競争力のあるチームへと導きたい」


