アル・イテファクのスティーヴン・ジェラード監督は、1月に新戦力を獲得することで「チームが本気であることを示す」必要があると語った。
今夏にジェラード監督が就任したアル・イテファク。さらにジョーダン・ヘンダーソンやジョルジニオ・ワイナルドゥム、ムサ・デンベレ、デマレイ・グレイと次々にヨーロッパから選手を獲得し、『PIF(サウジアラビア公共投資基金)』所有4クラブ(アル・ナスル、アル・ヒラル、アル・イテハド、アル・アハリ)に匹敵するような大型補強を行っていた。
しかし、現在サウジアラビア・プロリーグでは首位のアル・ヒラルと勝ち点26差で8位に低迷。前節にはクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルに1-3で敗れ、ここ8試合勝利がない状況となっている。周りからのプレッシャーが高まる中、ジェラード監督はアル・イテファクのオーナーに対し、1月の移籍市場で野心を見せる必要があると主張した。
「1月の移籍市場、そして次の夏にも、我々は本気だということを示す必要がある。我々は今つけている順位ではなく、上位に食い込みたいんだ。問題は組織的なもの。今ここにいる選手たちはもっと力を出す必要があるし、みんな適切なタイミングでステップアップする必要がある。うまくいけばチームとメンバーに大きな変化をもたらすことができると思っている。1月の終わりにはより強く、より競争力のあるチームになっていることを期待している」
「すでにアル・イテファクでは、シーズン中盤の修正点や各個人の状況、チームの状況についての重要なミーティングを行なった。我々はその中で、アグレッシブである必要があり、冷酷になる必要があり、このチームをより競争力のあるものにするために多くの変更を加える必要があることを話したよ」
