サウジアラビア勢は、今夏の移籍市場で複数のビッグネームの獲得を画策しているようだ。
近年、クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)やカリム・ベンゼマ(アル・イテハド)などスーパースターが次々に上陸したサウジ・プロリーグ。PIF(パブリック・インベストメント・ファンド)傘下の4大クラブを筆頭に、豊富な資金力を武器に続々とビッグネームを獲得してきた。2023年夏には、総額7億ポンド(約1300億円)以上を投じたことが伝えられている。
そんなサウジアラビア勢だが、比較的大人しかった昨夏を経て、今年の夏は再びビッグネームの獲得を目指しているようだ。イギリス『スカイスポーツ』のチーフリポーターであるカヴェ・ソルヘコル氏によると、今夏にはブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)、ジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・シティ)、ヴィクター・オシムヘン(ガラタサライ)らがターゲットになるという。さらに、今冬にアル・ナスルが21歳FWジョン・デュランを獲得したように、今後のリーグ発展に貢献できる若手選手の獲得をも検討している模様。再び資金力を活かした積極的な補強に動く可能性が高いようだ。
一方でソルヘコル氏は、健全なクラブ運営のため、夏の大型補強前に各クラブが選手売却に迫られるとも伝えている。今後の動向に注目だ。
